血が引く
驚きや恐怖などで、顔が青ざめる。ぞっとする。「あまりの恐怖に、顔から—・く」
血が沸く
感情が高まる。「若い球児の—・く」
血で血を洗う
《「旧唐書」源休伝から》 1 殺傷に対して、殺傷で応じる。「—・う抗争」 2 血のつながっている者どうしが争う。
血と汗
激しい情熱と努力のたとえ。「—の結晶」
血となり肉となる
1 食べた物がよく吸収されて栄養となる。 2 学んだ知識・経験などが完全に身について将来の活動に役立つようになる。
血に飢える
傷つけたり殺したりしたいような、激しくすさんだ気分になる。「—・えた狼」
血の出るよう
非常に心身を苦しめ、努力するたとえ。血が滲 (にじ) むよう。「—な苦労」
血は争えない
子どもが父母から気質・性向を受け継いでいることは否定しようがない。血筋は争えない。
血は水よりも濃い
血筋を引いた間柄は、他人に対するより親密であることのたとえ。
血も涙もない
全く人情味がない。冷酷そのものである。「—・い借金の取り立て」