連語《接続助詞「て」+準体助詞「から」。近世以降の語》動詞の連用形に付いて、全体で接続助詞のように用いる。
  1. …から後。…以降。「相手に会っ—考えを決める」

  1. …たとしても。…たところで。

    1. 「これ皆一つにし—、高で二貫目か三貫目」〈浮・胸算用・二〉

  1. …たりして。…ているが。

    1. 「そんなに涙をこぼし—、何ぞ別にくやしいことでもあったのかえ」〈人・英対暖語・八〉

[補説]「から」を格助詞に扱うこともある。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。