でんきなまず【電気鯰】
ナマズ目デンキナマズ科の淡水魚。全長約65センチ。体色は暗灰褐色。皮下に発電器官をもち、最高約400ボルトの放電をする。夜行性。アフリカ熱帯の河川・湖に分布。しびれなまず。
でんきばん【電気版】
電気鋳造によって複製した印刷用の版。精度が高いことから紙幣・切手など有価証券の印刷に用いる。電気銅版。電鋳版。
でんきヒーター【電気ヒーター】
ニクロム線などの抵抗の大きい金属線に電流を流して発熱させる装置。電熱器・暖房器具などに利用。
でんきひずみ【電気歪み】
誘電体に電界をかけると、わずかに変形する現象。また、その変形。電歪 (でんわい) 。
でんきひばな【電気火花】
⇒火花放電
でんきひょうはく【電気漂白】
⇒電気晒 (でんきさら) し
でんきふかほう【電気孵化法】
電熱を用いて人工的に卵を孵化させる方法。
でんきブラン【電気ブラン】
ブランデーを主にしたアルコール飲料の商標名。ブランデーをベースに白ワイン・キュラソー・ジンなどを加えたもの。東京浅草、神谷バーの名物。電気が文明の先端をいくものであったところからの名といい、明治時代から大正時代にかけて流行。昭和32年「デンキブラン」と改称。
でんきブレーキ【電気ブレーキ】
駆動用モーターを発電機に切り換え、走行の運動エネルギーを電気エネルギーに変換して制動する方法。鉄道車両に利用。電気制動。
でんきぶんかい【電気分解】
[名](スル)電解質溶液あるいは融解塩に直流電流を流し、電極面に化学変化を起こさせて、物質を分解すること。陽イオンが陰極、陰イオンが陽極に移動することによって電流が流れ、陽極では酸化、陰極では還元が行われる。電解。