とやまいかやっかだいがく【富山医科薬科大学】
富山市にあった国立大学。新設の医学部と富山大学から移管された薬学部とが一体となり、昭和50年(1975)発足。平成17年(2005)富山大学と再び統合し、富山大学医学部・薬学部となる。→富山大学
とやまえび【富山海老】
タラバエビ科の甲殻類。体長17センチくらい。日本海からベーリング海に分布し、特に富山湾に多産。食用。
とやまかめたろう【外山亀太郎】
[1867〜1918]動物学者・遺伝学者。神奈川の生まれ。蚕の遺伝を研究し、メンデルの法則が昆虫でも成り立つことを証明した。また、蚕の一代雑種を発明し養蚕業発展に貢献。
とやまけん【富山県】
⇒富山
とやまし【富山市】
⇒富山
とやまだいがく【富山大学】
富山市に本部がある国立大学法人。富山高等学校・富山師範学校・富山青年師範学校・富山薬学専門学校・高岡工業専門学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。薬学部が一時分離して富山医科薬科大学となるが、平成17年(2005)高岡短期大学とともに再び統合した。平成14年(2002)から国立大学法人。
とやまのくすりうり【富山の薬売り】
富山の家庭薬行商人。また、その行商のこと。江戸中期に始まるといわれ、藩の保護・統制を受けて発展した。全国各地の得意先に薬を置き、年に一、二度訪問して使用分の代価を清算し薬を補充した。→置き薬
とやまへいや【富山平野】
富山県、富山湾に面する平野。黒部 (くろべ) 川・神通川など多くの河川による扇状地。米作が発達し、近年工業化も進む。
とやままさかず【外山正一】
[1848〜1900]教育家・詩人。江戸の生まれ。号、ゝ山 (ちゅざん) 。英米に留学。東大総長・文部大臣などを歴任。学制の整備、育英事業に貢献。また、共著「新体詩抄」を刊行し、日本の近代詩の先駆をなした。
とやまわん【富山湾】
富山県北部、能登半島に囲まれる日本海の湾。水深が1000メートルを超え、西域に大陸棚が広がる。ブリ・ホタルイカなどの漁業が盛ん。魚津 (うおづ) では蜃気楼 (しんきろう) が見られる。