鋏を入れる
1 鋏で切る。「開通式のテープに—・れる」 2 乗車券や入場券に、使用の証として切り込みを入れたり穴をあけたりする。「切符に—・れる」 3 映画などを検閲して、その一部を削除する。
はさみいた【挟み板】
1 物を挟む板。 2 門の袖に取り付けた板。
はさみうち【挟み撃ち】
[名](スル)両側から挟むようにして攻撃すること。挟撃 (きょうげき) 。「敵を谷で—する」
はさみおび【挟み帯】
「挟み結び」に同じ。
はさみかせ【挟み械】
掘っ立て柱が傾いたり沈んだりするのを防ぐため、根もとに渡す横材。根械 (ねかせ) 。
はさみがみ【挟み紙】
1 書物などの必要な箇所に、注意のために挟む紙片。しおり。 2 重ねた品物を保護する目的で間に挟み込む紙。
はさみゲージ【挟みゲージ】
限界ゲージの一。棒材を挟むように当てて外径を測定する工具。スナップゲージ。
はさみことば【挟み詞/挿み語】
1 文章の間に挟み込む言葉。挿入句。 2 江戸時代、多く遊里で行われた隠語の一種。言葉の各音節の間に、他の音節を挟んでいうもの。ふつう前の音と同じ段のカ行の音節を挟む。「あきれたひと」を「あカきキれケたカひキとコ」というなど。のちに、子供の言葉遊びとなり、現代ではバ行音を挟むものなどがある。唐言 (からこと) 。
はさみじょう【挟み状】
直訴 (じきそ) するとき、竹の先や木の枝などに挟んで、高くささげて差し出す書状。
はさみじょうかかくさ【鋏状価格差】
独占的な産業部門と非独占的な産業部門との製品価格の差が、物価指数のグラフ上で鋏を開いたような形にしだいに拡大すること。特に、工業製品価格と農産物価格との間でみられる。シェーレ。きょうじょうかかくさ。