バイオアート
《(和)bio+art》バイオテクノロジー(生物工学)から得られた情報(生物の顕微鏡写真・接写写真など)を用いて、生物の形態の面白さを絵画やデザイン作品に表現するもの。
バイオアッセイ【bioassay】
⇒生物検定
バイオインダストリー【bioindustry】
バイオテクノロジーを利用して行われる産業。医薬品や食品工業、農林・水産・畜産業や、そのための装置製造業まで含められる。
バイオウオッシュ【bio-wash】
ジーンズの洗濯法の一つで、石を用いたストーンウオッシュと同様に、セルロース分解酵素を用いて洗浄する方法のこと。→ストーンウオッシュ
バイオエシックス【bioethics】
人間の生命、人類の生存について倫理的な観点も加えて総合的に考えていこうとする学問。生命科学・医療技術の安全性や規制、倫理問題を対象とする。生命倫理。
バイオエタノール【bioethanol】
サトウキビやトウモロコシ、木材や古紙などのバイオマスを発酵・蒸留させて作ったエタノール(エチルアルコール)。燃料として、自動車用に多く使用される。バイオマスエタノール。→アルコール発酵 →バイオマス燃料 →バガス →カーボンニュートラル [補説]トウモロコシの果実から得たデンプンを利用して生産されるところから、食用・飼料用のトウモロコシの供給が圧迫され、価格の高騰が見られるようになった。さらに、小麦など他の穀物の生産者がトウモロコシの生産に切り替えることにより、穀物全体の価格が上昇、食肉・牛乳など食品全般の価格にも影響が出ている。
バイオガス【biogas】
家畜の糞尿 (ふんにょう) や生ごみなどのバイオマスを、酸素のない密閉槽の中で発酵させると発生するガス。燃料として利用される。主成分は二酸化炭素とメタン。これを分離・精製してメタン濃度を高めたものは、バイオメタンとよばれる再生可能ガスとなる。→バイオマス燃料
バイオガソリン【bio gasoline】
サトウキビ・トウモロコシなどから作ったバイオエタノールをまぜたガソリン。性能はレギュラーガソリンと同じ。→バイオエタノール [補説]日本では平成19年(2007)4月から販売。植物を燃して発生する二酸化炭素は植物の取り入れた二酸化炭素と同量であり、環境汚染にならないという考え方から世界に普及。
バイオコンピューター【biocomputer】
人間の脳の機能と同様の、瞬間的な理解やあいまいな状況の判断など、高度な情報処理をめざすコンピューター。一般には、バイオチップを用いて脳の生体構造をまねたものをさす。
バイオさんぎょう【バイオ産業】
《bioindustry》遺伝子工学・細胞融合・組織培養・発酵などの技術を応用した産業。生物産業。バイオインダストリー。