バイオフォトニクス【biophotonics】
生物学とフォトニクスの学際的な研究分野。生体分子・細胞・組織と光の相互作用を通じて、光による観察や操作などを研究する。
バイオマイニング【biomining】
微生物の生化学的な作用を利用し、鉱物や鉱石から有用な金属資源を抽出する技術の総称。細菌で金属を溶出して精錬するバイオリーチングという手法が実用化されている。
バイオリーチング【bioleaching】
微生物の生化学的な作用を利用して、鉱物や鉱石から有用な金属を溶出して精錬する手法。バイオマイニングの一つ。酸性下でも生育する細菌による、鉄・銅・ウランの精錬が実用化されている。微生物精錬。バクテリアリーチング。
バイオジェットねんりょう【バイオジェット燃料】
バイオマスを用いたジェット燃料。
バイオたん【バイオ炭】
生物資源に由来する炭化物。木炭や竹炭のほか、食品廃棄物などの有機物を炭化したものをさし、土壌改良に用いられる。また、炭素を土中に隔離することで大気中への放出を減らすことができ、地球温暖化対策に役立つとして注目されている。バイオチャー。
バイオチャー【biochar】
⇒バイオ炭
バイオメタン【biomethane】
バイオマス由来のバイオガスを精製したメタン。再生可能ガスの筆頭であり、天然ガスの代替燃料として用いられる。バイオメタンガス。
バイオアベイラビリティー【bioavailability】
投与された薬剤のうち、全身を循環する血管網に到達する薬剤の割合。注射や点滴など静脈内投与では100パーセントであり、経口投与される内服薬ではそれに達しない。生物学的利用率。生物学的利用能。BA。
バイオセーフティー【biosafety】
細菌・ウイルスなどの病原体や遺伝子組み換え生物の研究・産業利用において、人間の健康や環境に対する安全が確保されること。バイオハザードを防止・予防する措置をとること。生物学的安全性。→ビー‐エス‐エル(BSL)
バイオベースプラスチック【bio-based plastics】
⇒バイオプラスチック