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辞書
「ふじん(夫人)」に同じ。
「日本の国王の—丹治比の嬢女 (をみな) の胎 (はら) に」〈霊異記・下〉
《「ふにん」とも》
1 官職に任命すること。また、位階を与えること。
「武蔵の守に—して執事職を司る」〈太平記・四〇〉
2 「補任状」の略。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ぶにんがん【無人岩】
⇒ボニナイト
ぶにんじょう【補任状】
中世、将軍・諸大名・荘園領主などが守護・地頭・荘官・名主などの諸職を任ずるときに下した文書。
出典:青空文庫
・・・外交官の夫人なのです。勿論東京の山の手の邸宅に住んでいるのですね・・・ 芥川竜之介「或恋愛小説」
・・・狂したるが如く、常子夫人の止むるを聴かず、単身いずこにか失踪した・・・ 芥川竜之介「馬の脚」
・・・傍に腰を掛けている貴夫人がこう云った。「ジュ ヌ ペルメットレエ・・・ 著:アルテンベルクペーター 訳:森鴎外「釣」
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