ほうしゃせんぼうごのさんげんそく【放射線防護の三原則】
国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告する、放射線防護に関する3つの基本原則。行為の正当化(放射線被曝を伴う行為はそれが十分な便益をもたらすものでなければならない)・防護の最適化(人への被曝は合理的に達成可能な限り低く抑えなければならない)・個人の線量限度(個人が受ける放射線量はICRPが勧告する線量限度を超えてはならない)の3項目。
ほうしゃのうひょうしき【放射能標識】
1 放射性物質や放射線の発生装置を使用する区域、また放射性物質を保管する容器などに掲示・付与される産業安全標識。黄色地に紫または黒の三つ葉を配したものが用いられる。三つの葉はそれぞれ、アルファ線・ベータ線・ガンマ線を表す。 2 ある物質の移動や変化を追跡するため、目印として放射性同位体を付与すること。または、そのために添加される放射性物質のこと。
ほうしゃねんだいそくてい【放射年代測定】
天然に存在する放射性同位体が一定の割合で崩壊する性質を利用し、それらを含むものが形成された年代を測定すること。動植物の遺体や考古学試料などに含まれる炭素14を用いる放射性炭素年代測定法、岩石・鉱物の固化年代を測定するウラン鉛法、カリウムアルゴン法、核分裂による高エネルギー粒子が結晶やガラス中に残す飛跡を数えるフィッショントラック法などが知られる。
ほうしゃせいどういげんそないようりょうほう【放射性同位元素内用療法】
⇒アイソトープ治療
ほうしゃかねつ【放射加熱】
⇒輻射加熱