ろじあんどん【露地行灯】
茶の湯で、夜咄 (よばなし) や暁の茶事のとき、露地の腰掛けに置き、明かりとする角形の低い行灯。
ろじうら【路地裏】
路地をはいり込んだ、表通りに面していない所。
ろじがさ【露地笠】
茶の湯で、雨天のとき、露地を通る際に使う、竹の皮でつくった大きい笠。
ろじげた【露地下駄】
茶の湯で、雨天の際、露地の出入りに履く下駄。杉材で作り、竹の皮の鼻緒をつける。数寄屋下駄。
ろじさいばい【露地栽培】
温室やフレームを用いず、露天の畑で野菜や草花を栽培すること。
ろじぞうり【露地草履】
茶の湯で、雨天のとき以外、露地の出入りに履く草履。竹皮を二重に編んで作る。
ろじてがた【路次手形】
⇒宿 (しゅく) 継ぎ手形 (てがた)
ろじもん【露地門】
茶室に続く露地の出入り口にある門。
ろじもの【露地物】
露天の畑(露地)で栽培された野菜や花。温室やビニールハウスで栽培されたものに対していう。
ろじうえ【露地植え】
「地植え」に同じ。露地栽培。