コミュニティーアンテナテレビ
《community antenna television》有線テレビのこと。テレビ局が未開設の地域でテレビを見るために共同のマスターアンテナで、電波を受信し、有線で各家庭に分配したことに始まる。以後、遠隔地や山間部にみられる難視聴地域の解消を図るCATVが普及し、最近では都会などの受信障害に対応する都市型CATVへと発展している。
コミュニティーエフエム【コミュニティーFM】
通常のFMより出力の小さい、市町村単位の小規模なFMラジオ放送。平成4年(1992)に郵政省(現総務省)が制度化した。細かい地域情報の提供、住民参加型の番組制作を通じて地域の活性化を図るねらいがある。コミュニティー放送。
コミュニティーカレッジ【community college】
米国・カナダなどにみられる、地域社会大学。地域住民のために無料で開放された大学。主に2年制であるが、3・4年制もある。
コミュニティーケア【community care】
共同体内での介護。相互扶助。
コミュニティースクール【community school】
学校と地域社会の一体化によって行われる教育。地域社会の諸問題をとりあげて教科に組み入れるとともに、学校を開放して一般人をも参加させる方法。米国で1930年代に起こった。地域社会学校。CS。→地域運営学校
コミュニティーセンター【community center】
地域社会にあって、住民の地域共同体意識を高めるための施設。公民館・図書館・学校・公園など。
コミュニティーチェスト【community chest】
共同募金。
コミュニティーどうろ【コミュニティー道路】
地区住民が安全・快適に利用するために、一定区域を車の通り抜け禁止にするなどの工夫をした道路。
コミュニティーバス
《(和)community+bus》一定の地域内を、その地域の交通需要に合わせて運行するバス。小型バスで住宅地の内部まで入ったり、公共施設を結ぶなど、通常の路線バスではカバーしにくいきめ細かい需要に対応するためのもの。多くは地方自治体の補助によって運営される。コミバス。
コミュニティービークル【community vehicle】
特定の地域でのみ使用される自動車。