デットアサンプション【debt assumption】
債務履行引き受け契約に基づく債務譲渡。この契約を行うことにより、債務がオフバランス化されることがある。
デットエクイティースワップ【debt equity swap】
債務の株式化のこと。債権者が、企業の債務を免除する代わりに、その企業の株式を取得する金融手法。巨額の債務を抱えて経営難に陥った企業の再生手段として、銀行などの金融機関が用いることが多い。企業側は負債が資本に変わるため自己資本が充実し、財務基盤の安定化を図ることができる。債権者側も単なる債権放棄とは異なり、企業の株式を取得して経営に関与できる。DES。
デットサービスレシオ【debt service ratio】
一国の公的対外債務の年間返済額を総輸出額で割った比率。カントリーリスク評価の基準の一つとして用いられる。債務返済比率。DSR。
デットファイナンス【debt finance】
借り入れによる企業の資金調達。他人資本による資金の調達。借入金融。→エクイティーファイナンス
デットフォーネーチャースワップ【debt for nature swap】
開発途上国の対外債務の一部を肩代わりするのと引き換えに、同額分の自然保護政策の実施を求めること。1987年、米国の自然保護団体コンサベーションインターナショナルがボリビア政府との間で結んだ協定が最初のもの。債務自然保護スワップ。環境スワップ。DNS。