バイオスフィア【biosphere】
《「バイオスフェア」とも》生物圏。生命圏。水中・地殻中・大気中の生物が生息し得る範囲。
バイオスフェア【biosphere】
⇒バイオスフィア
バイオセーフティーレベル【biosafety level】
⇒ビー‐エス‐エル(BSL)
バイオセラミックス【bioceramics】
人工骨・人工歯根などに用いるセラミックス。異物反応がなく、丈夫で加工しやすいことが必要である。
バイオセンサー【biosensor】
酵素などの生化学物質が特定の物質とだけ反応する性質を利用して、物質の検出と定量を行うこと。また、その装置。
バイオチップ【biochip】
DNA、たんぱく質、糖鎖などの生体分子を半導体製造における微細加工技術(MEMS)を応用し、基板上に固定したもの。それぞれ、DNAチップ、プロテインチップ、糖鎖チップなどとよばれる。特定の物質と相互作用する標的分子の探索や、ある遺伝子発現と関わるDNA断片の探索などに利用される。蛋白質 (たんぱくしつ) チップ。生体素子。バイオ素子。
バイオディーゼル【biodiesel】
植物性の食用廃油を燃料とするディーゼルエンジン。廃油12にメタノール約1を加えるとできるメチルエステルで動く。エンジンの改良は不要で、排ガスもクリーン。
バイオディーゼルねんりょう【バイオディーゼル燃料】
生物由来油から作られたディーゼルエンジン用の燃料。菜種油などの植物油や使用済みのてんぷら油などにメタノールを加えてグリセリンを除去するなどの方法で粘度を低下させ、燃料として使用できるようにしたもの。軽油の代替燃料として注目され、地球温暖化対策の一つとして、ごみ収集車や公営バスなど公共交通機関への導入が進められている。BDF(bio diesel fuel)。→バイオマス燃料 [補説]BDFは商標名。
バイオテクノロジー【biotechnology】
生物の行う化学反応、あるいはその機能を工業的に利用・応用する技術。遺伝子の組み換え、細胞融合や酵素を扱う技術が含まれ、発酵・新品種育成・環境浄化などに利用。生命工学。生物工学。
バイオデザイン【biodesign】
ドイツの工業デザイナー、ルイジ=コラーニが自然界の生態にはたらいている力の原理に基づく自らの形態表現を呼んだ言葉。なめらかな曲面をもつボールペン・カメラなどが製品化された。