出典:gooニュース
ペロブスカイト太陽電池で世界初の上場、中国「協鑫光電」が名乗り 大量生産へ
世界のクリーンエネルギー市場が引き続き活況を呈しているなか、次世代の太陽電池技術として期待されるペロブスカイト太陽電池への関心も高まりつつある。最近、この分野を代表する中国の新興エネルギー企業「協鑫光電(GCL Perovskite)」が、2025年内にも香港での新規株式公開(IPO)を目指していると報じられた。実現すれば、ペロブスカイト太陽電池分野で世界初の上場企業となる見通しだ。
「ペロブスカイト太陽電池」の課題克服せよ。材料・自動化・機序解明…活発化する研究の今
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ペロブスカイト太陽電池の開発支援「タンデム型」も、経産省の狙い
政府はペロブスカイト太陽電池で2040年に家庭使用電力の1割程度に当たる2000万キロワット規模の導入目標を掲げる。足元では積水化学工業による単層のフィルム型ペロブスカイト太陽電池の量産化に最大約1570億円の補助を決定。薄くて軽いフィルム型は既存電池の設置が難しい場所への導入が見込まれる一方、タンデム型は既設設備の置き換えが期待される。
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