マイクロプレート【microplate】
臨床検査・細胞培養・生化学分析などに用いられる器具の1つ。樹脂またはガラス製のプレートに、ウェルと呼ばれる凹みが多数、格子状に並んでいる。ウェルに試料を入れ、同時・同一条件で各種試験を行うことができる。マイクロタイタープレート。→マイクロプレートリーダー
マイクロプレートリーダー【microplate reader】
マイクロプレートに入れられた多数の試料の光学的性質を、同時に測定する装置。吸光光度法、蛍光分析、化学発光分析などが可能。プレートリーダー。
マイクロホンアレイ【microphone array】
複数のマイクロホンを平面状に配した装置。音の到達時間の違いによる位相差を用いて、音源の位置の特定や雑音の抑制などができる。マイクアレイ。
マイクロろ【マイクロ炉】
低出力の超小型原子炉。小型モジュール炉(SMR)のうち、炉心の大きさが1〜2メートル、出力が5000キロワット程度のもので、トラックで運べるほどの大きさのものをさす。MMR(micro modular reactor)。
マイクロロボット【microrobot】
⇒マイクロマシン
マイクロシムカード【micro SIMカード】
《micro SIM card》15×12ミリメートルのSIMカード。標準的なmini SIMカードを小型化したもので、日本では平成20年(2008)ごろから普及した。その後、筐体内の省スペース化に伴い、nano SIMカードが登場した。
マイクロバイオータ【microbiota】
⇒微生物叢 (びせいぶつそう)
マイクロメテオロイド【micrometeoroid】
⇒微隕石 (びいんせき)
マイクロライト【microlite】
火山岩や火山噴出物中の石基に見られる鉱物の結晶のうち、数マイクロメートル程度のもの。ナノライトやウルトラナノライトとともにマグマの粘性を高めるはたらきをすると考えられている。
マイクロキメリズム【microchimerism】
他者に由来する少数の細胞が体内に存在し、キメラ状態になっていること。臓器移植患者とドナー、または母子間においてみられる。