ラテンアメリカ【Latin America】
中南米で、スペイン・ポルトガルなどの文化を背景とする国々の総称。19世紀までは主にスペインの植民地だった。北のアングロアメリカに対する。L.A.。
ラテンアメリカカリブけいざいいいんかい【ラテンアメリカカリブ経済委員会】
⇒エクラック(ECLAC)
ラテンアメリカけいざいいいんかい【ラテンアメリカ経済委員会】
⇒エクラ(ECLA)
ラテンおんがく【ラテン音楽】
中南米諸国の民族的音楽の総称。キューバのルンバ・マンボ、ブラジルのサンバ・ボサノバ、アルゼンチンのタンゴなど。ラテンアメリカ音楽。中南米音楽。
ラテンご【ラテン語】
インド‐ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。古代ローマ人の用いた言語。ローマ帝国崩壊後も、ローマ‐カトリック教会の公用語として今日まで保たれ、また、ヨーロッパの共通の文語として中世から近世の初めまで用いられた。一方、民衆の話し言葉としてのラテン語は、地域分化を経てロマンス諸語へと変わった。
ラテンじゅうじ【ラテン十字】
十字形の一つで、縦の部分の下部が長いもの。キリスト教の十字架などで多く用いられる。
ラテンていこく【ラテン帝国】
1204年、第4回十字軍が東ローマ帝国の首都コンスタンチノープルを占領して建てた国。フランドル伯ボードアンを初代皇帝としたが、1261年、東ローマ帝国に滅ぼされた。
ラテンばし【ラテン橋】
《Latinska ćuprija》ボスニア‐ヘルツェゴビナの首都サラエボを流れるミリャツカ川に架かる橋。オーストリア皇太子フランツ=フェルディナント大公夫妻が暗殺されたサラエボ事件の現場として知られる。第一次大戦後からユーゴスラビア解体までは、暗殺犯の名からプリンツィプ橋と呼ばれていた。ラティンスキー橋。
ラテンぶんがく【ラテン文学】
古代ローマにおいてラテン語で書かれた文学。ギリシャ文学の影響のもとに形成され、現実主義的な特色を加え、近代ヨーロッパ文学の基礎をなした。キケロの散文、ウェルギリウスの叙事詩、ホラティウスの叙情詩など。また、中世以降にラテン語で書かれた作品を含むこともある。
ラテンほうじん【ラテン方陣】
n行n列の正方形の枡 (ます) にn種の記号または数を各行各列にn個ずつ、重複のないように配列したもの。