不貞腐れ(ふてくされ)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・もう、どうでもいいという、勇者に不似合いな不貞腐れた根性が、心の隅に巣喰った。私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、みじんも無かった。神も照覧、私は精一ぱいに努めて来たのだ。動けなくなるまで走って来たのだ。私は不信の徒では無い。ああ、・・・
太宰治
「走れメロス」
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