休らい／安らい（やすらい）とは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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やすらい〔やすらひ〕【^▽休らい／安らい】
の解説

１休むこと。また、穏やかなこと。
1. 「霧雨にぬれた竹林は…羊の群れが首をたれて、静かに眠っている—であった」〈康成・春景色〉

２ためらうこと。躊躇 (ちゅうちょ) すること。
1. 「来し方の心の—さへあやふく覚え給へど」〈源・総角〉

３たたずむこと。立ちどまること。
1. 「怪しや。誰人の道ふみ迷へる—ぞや」〈太平記・六〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

休らいの例文(5)

出典：青空文庫

･･･る馬車に、三個の馬丁休らいたりき。その後九年を経て病院のかのことあ･･･泉鏡花「外科室」
･･･の如く鼻に杖をつきて休らいたり。　時に一縷の暗香ありて、垣の内より･･･泉鏡花「妖僧記」
･･･掛けて光代はしばらく休らいぬ。風は粉膩を撲ってなまめかしき香を辰弥･･･川上眉山「書記官」

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