さくらぎみんでん【佐倉義民伝】
歌舞伎・浄瑠璃の一系統で、佐倉惣五郎の直訴事件を脚色したもの。歌舞伎狂言「東山桜荘子 (ひがしやまさくらそうし) 」など。
さくらし【佐倉市】
⇒佐倉
さくらじょう【佐倉城】
千葉県佐倉市にあった城。土井利勝が慶長16年(1611)から元和2年(1616)にかけて築城。現在、跡地に国立歴史民俗博物館が建つ。
さくらずみ【佐倉炭/桜炭】
千葉県佐倉地方に産するクヌギからつくる炭。上質とされ、茶の湯などに用いられる。 [補説]「桜」は当て字。
さくらそうごろう【佐倉惣五郎】
江戸前期の下総 (しもうさ) 佐倉領の義民。本名、木内惣五郎。印旛郡公津 (こうづ) 村の名主。領主の重税を将軍に直訴して処刑されたという。江戸後期、実録本・講釈などによって広く世人に知れ渡るようになった。生没年未詳。佐倉宗吾。
さくらばい【佐倉灰/桜灰】
佐倉炭の灰。客用のタバコ盆に入れる。