いるまがわ【入間川】
埼玉県南部を流れる川。秩父山地妻坂峠付近に源を発し、川越市で荒川に合流。長さ65キロ。上流部は名栗 (なぐり) 川ともよぶ。 狂言。大名が入間川を渡る際、土地の者の入間詞 (ことば) をおもしろがって持ち物を与えてしまうが、最後にそれを逆用してまんまと取り戻す。
いるまことば【入間詞】
言葉の順序を逆に言ったり、反対の意味の言葉を言ったりすること。「花の雲」を「雲の花」、「深し」を「浅し」というなど。入間川が逆流した伝説に基づくとも、入間地方で多く用いられるからともいわれる。逆さ言葉。入間様 (よう) 。
いるまし【入間市】
⇒入間
いるまよう【入間様】
「入間詞 (ことば) 」に同じ。