ないぶエネルギー【内部エネルギー】
物体内部の状態だけで決まるエネルギー。物体を構成する分子や原子の運動エネルギーと、その相互作用による位置エネルギーとの総和。
ないぶかんさ【内部監査】
(会計士や企業外の監査人による外部監査に対し)企業内部に経営者に直結して置かれる職務。経営諸活動が合法的・合理的に行われているかを検討・評価して問題点を指摘し、効率の高い経営を提案する。 [補説]日本内部監査協会が内部監査人の資格試験を実施している。
ないぶきおくそうち【内部記憶装置】
《internal storage》⇒主記憶装置
ないぶきせい【内部寄生】
寄生生物が宿主である生物体内の消化管・筋肉などに寄生すること。内寄生。⇔外部寄生。
ないぶきんゆう【内部金融】
企業が経営活動に必要な資金を企業内部で調達すること。主として内部留保と減価償却による資金を源泉とする。自己金融。⇔外部金融。
ないぶけいざい【内部経済】
企業自体の設備投資や経営能力の向上などによって生産費が低下し利益を得ること。⇔外部経済。
ないぶけんせいそしき【内部牽制組織】
企業などで不正・誤謬 (ごびゅう) の発生を事前に防止するために、一つの会計処理・事務処理を二人以上に分割して担当させ、自動的に照合するように仕組んだ組織。
ないぶこうさく【内部工作】
事をおおやけにするに先立ち、内々に意見を取りまとめること。「—に乗り出す」
ないぶこうでんこうか【内部光電効果】
⇒光伝導 (こうでんどう)
ないぶこくはつ【内部告発】
組織内の人間が、その組織で行われている不正・違法な行為を、監督官庁や報道機関などの外部に知らせること。 [補説]内部告発をした労働者を解雇、左遷、降格などの処分から保護するため「公益通報者保護法」が平成18年(2006)施行された。