切(り)口/截り口(きりくち)
の例文・使い方・用例・文例(11)
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・・・合って暮す時の感じを、全体的な、ホールサムな満ち足りた生存だとすると、数千哩互を隔てられた彼女自身の一人の存在は、まるで、その円らかな一つの肉体を、真中から、無残にも二つ切りにして、その生々しく濡れた切口を、つめたい風に曝して居るような気分・・・
宮本百合子
「無題(三)」
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