出典:gooニュース
成長下での利下げサイクルを予想、債券資産に追い風=パインブリッジ
対照的に弱い欧州経済は欧州中央銀行(ECB)による利下げを促し、ドル高につながる可能性があると説明した。ただ、記録的にタイトな企業信用スプレッドに反映されたバリュエーションはポジティブなファンダメンタルズを相殺し、「中道(centrist)」でバランスの取れたポートフォリオが推奨されるとしている。
NYの視点:ボウマンFRB理事、利下げ継続に懐疑的
さらに、FRBは現在政策当局が考えているよりも、中立水準に近い可能性があると、利下げを続ける必要性に懐疑的見方を示した。クック理事も利下げの度合いや時期は今後のデータ次第としたが、雇用の下方リスクが「最近いくらか弱まった」と指摘。労働市場は引き続き堅調で、段階的な減速にとどまる見通しで、もし、インフレ進展が減速し、雇用が堅調だった場合、利下げ見送る可能性もあると述べた。
FRB一段の利下げの公算、物価圧力は緩和=ボストン連銀総裁
同時に、利下げは会合ごとに経済指標に基づいて決定され、事前に決められた道筋はないと指摘。最終的な結果を定めずに段階的に進めていくアプローチを支持するとし、「これまでのディスインフレの進展を妨げないよう、過度に急速で大幅な利下げを行わないことが重要だ。一方、利下げが後手に回ったり、十分でなかったりすれば、労働市場が不必要に弱体化する恐れがある」と述べた。
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