出典:gooニュース
アングル:ECB、見極めにくい利下げペース 関税など不確定要素多く
2)利下げは3月以降も続くのか?市場はそう考えているが、そのペースについては一筋縄では行かないかもしれない。市場では、年末までに90bp弱の利下げが実施されると見ており、2%まであと3回、もしくは1.75%まであと4回の利下げが実施される可能性がある。
米利下げ再開は6月以降となる可能性が高い
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ再開は6月以降となる可能性が高いとみられているが、3月7日に発表される2月雇用統計が市場予想を上回る強い内容だった場合、6月追加利下げ確率はやや低下する見込み。為替については米長期金利の動向次第となりそうだが、2月米雇用統計が市場予想を上回った場合、リスク選好的なドル買いが強まるだろう。
欧米の注目経済指標:ECBは追加利下げの公算
■6日(木)午後10時15分発表予定○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表-予想は0.25ptの利下げ欧州経済の減速、ドイツの政治不安などに対応した行動が予想される。追加利下げが決まる可能性が高いが、今後の政策金利見通しは不透明。ラガルドECB総裁の会見内容が注目される。
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