出典:gooニュース
米「急速利下げ局面」終了、来年は利上げもあり得る?【播摩卓士の経済コラム】
市場は来年の利下げに懐疑的「タカ派的利下げ」との見出しに代表されるように、パウエル議長の会見は、今後の利下げの見通しよりも、利下げ一時停止の理由を述べる場面が多く、「そんなに心配なら今回利下げを見送ればよかったのに」と、突っ込みたくなる内容でした。当然、市場にはショックが走りました。
NY株続伸、498ドル高 米利下げ鈍化への警戒後退
米物価統計を受けて連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペース鈍化への警戒感がやや後退。投資家心理が改善し、買い注文が膨らんだ。 朝方発表された11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比の上昇率が市場予想を下回った。18日まで10営業日連続で値を下げていた反動もあり、前日終値からの上げ幅は一時870ドルを超えた。
来年の利下げ幅、従来より縮小すると予想=シカゴ連銀総裁
同時に公表した金利・経済見通しから、当局者が2025年に0.25%ポイント刻みの利下げ2回を想定していることが分かった。前回9月会合で発表された見通しの4回から減少した。
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