出典:gooニュース
新設の統合作戦司令部 トップに統幕副長の南雲憲一郎空将を起用へ
陸海空の自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部トップの「統合作戦司令官」の人事について、政府が統合幕僚副長の南雲憲一郎空将(59)を軸に調整していることが関係者への取材で判明した。人事は3月の閣議で正式決定される見込み。統合作戦司令部は3月に発足予定の新組織で、初代司令官として陸海空の各幕僚長と同格の将官の起用が検討されている。
統合作戦司令部、初代トップに南雲憲一郎空将起用へ 陸海空自衛隊を一元的に指揮
制服組トップの吉田圭秀統合幕僚長を2年間支えており、作戦司令部と統合幕僚監部の連携を緊密にするために適任と判断した。吉田氏は今年4月までの任期だが、延長される公算が大きい。作戦司令部は3月24日に防衛省本省のある東京・市谷に約240人態勢で発足する。
統合作戦司令部初代トップに統幕副長の南雲氏起用へ 政府方針
統合作戦司令部が新設されるのは、統合幕僚監部が軍事専門的見地から防衛相を補佐する幕僚機関としての任務に追われ、部隊運用の余力が少ないとの指摘があったためだ。政府は22年策定の安全保障関連3文書で「陸海空自衛隊の一元的な指揮を行い得る常設の統合司令部を創設する」と明記。3月24日に防衛省のある東京・市谷に統合作戦司令部を発足させる予定だ。
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