出典:gooニュース
「同一労働同一賃金」見直し着手=非正規の待遇改善―厚労省
厚生労働省は5日、パートや派遣など非正規労働者と正社員との不合理な待遇差を禁じる「同一労働同一賃金」の浸透に向けた制度の見直し議論に着手した。非正規社員の待遇改善や正社員への転換支援策を検討し、年内にも取りまとめる。 同一労働同一賃金は働き方改革関連法に盛り込まれ、2020年4月に施行された。
同一労働同一賃金徹底へ 制度見直しの検討開始
部会で労働者側は、依然として待遇格差が大きく同一労働同一賃金は「十分に達成されていない」と主張。企業側は格差は縮小傾向にあるとし、見直すなら経営環境の厳しい中小に配慮するよう求めた。 同一労働同一賃金は大企業で2020年、中小企業は21年に適用された。厚労省は企業向けの指針で、基本給や賞与の不合理な格差の具体例などを説明。
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