しょうひんかいてんりつ【商品回転率】
一定期間(通常1年)に商品が何回転したかを示す比率。その期間の売上原価を商品平均在庫高で除して求める。比率が大きいほど販売効率がよい。
しょうひんかへい【商品貨幣】
財貨自体を貨幣として用いるもの。貝殻・獣皮・家畜・穀物・布帛 (ふはく) など。物品貨幣。自然貨幣。
しょうひんかんじょう【商品勘定】
簿記で、商品の仕入れ・売上を処理する勘定。仕入れを借方に、売上を貸方に記入する。貸方には原価で記入する方法と売価で記入する方法とがある。
しょうひんきって【商品切手】
⇒商品券
しょうひんけん【商品券】
百貨店や事業協同組合が、自己の取り扱う商品・サービスを券面に記載した価額に達するまで給付する旨を約束して発行する一覧払いの無記名有価証券。商品切手。
しょうひんさくもつ【商品作物】
⇒換金作物 (かんきんさくもつ)
しょうひんせいさん【商品生産】
交換・販売を目的に行われる財・サービスの生産。
しょうひんてがた【商品手形】
⇒商業手形
しょうひんとりひきじょ【商品取引所】
農産物・畜産物・鉱物などの特定の商品または商品指数の先物取引を行うために必要な市場の開設を主な目的とする法人。商品先物取引法に基づいて設立され、会員商品取引所と株式会社商品取引所がある。また、商品取引所が開設する商品市場のことをいう。コモディティーエクスチェンジ。→金融商品取引所 [補説]かつては名古屋・横浜・神戸・福岡などにもあったが、現在は東京商品取引所と大阪堂島商品取引所の2か所に再編されている。
しょうひんバスケット【商品バスケット】
《commodity basket》国際商品相場指数。金を含む一次産品の市況を一括して、指数化したもの。1987年秋、ベーカー米財務長官が、これを主要経済指標の一つに加えようとIMF総会で提案した。趣旨はインフレの早期警戒のため、その価格先行性を買ったもの。