しろくじちゅう【四六時中】
一日中。また、日夜。いつも。昔の「二六時 (にろくじ) 」を今の24時制に直していったもの。「—仕事のことが頭を離れない」→二六時中
しろくのがま【四六の蝦蟇】
茨城県の筑波山の山麓 (さんろく) にすむという、前足の指が4本、後足の指が6本のガマガエル。これから蝦蟇の油をとるという。
しろくばん【四六判】
1 紙の原紙寸法の規格の一。788ミリ×1091ミリ。 2 書籍の寸法の旧規格の一。1の原紙を32裁した130ミリ×188ミリ。現規格のB6判よりやや大きい。→判型2 [補説]2の大きさは出版社により異なる。ここでは小学館での寸法を示した。
しろくぶん【四六文】
漢文の文体の一。4字または6字の句を基本とし、対句を用いて句調を整え、典故を多用した華麗な文章。中国で六朝 (りくちょう) から唐にかけて流行。日本では奈良・平安時代の漢文に多く用いられた。四六駢儷 (べんれい) 体。駢儷体。駢体文。駢文。
しろくべんれいたい【四六駢儷体】
⇒四六文
しろくみせ【四六店/四六見世】
《揚げ代が夜は400文、昼は600文であったところから》天明・寛政のころ、江戸にあった下等の娼家 (しょうか) 。