こくりつせいしんしんけいいりょうけんきゅうセンター【国立精神神経医療研究センター】
精神疾患・神経疾患・筋疾患・知的障害その他の発達の障害に関する医療について、調査・研究・技術開発および関連する医療の提供、技術者の研修などを行う、厚生労働省所管の国立研究開発法人。国立高度専門医療研究センターの一つ。昭和61年(1986)国立武蔵療養所・同神経センター・国立精神衛生研究所を統合し、国立精神・神経センターとして設立。平成22年(2010)独立行政法人に移行。東京都小平市に病院と研究所がある。
こくりつちょうじゅいりょうけんきゅうセンター【国立長寿医療研究センター】
加齢に伴って生じ、高齢者が自立した日常生活を営むために特に治療を必要とする疾患に関する調査・研究・技術開発および関連する医療の提供、技術者の研修などを行う、厚生労働省所管の国立研究開発法人。国立高度専門医療研究センターの一つ。昭和41年(1966)国立愛知療養所と国立療養所大府荘を統合し、国立療養所中部病院として発足。平成16年(2004)国立長寿医療センターとなり、平成22年(2010)独立行政法人に移行。愛知県大府市に病院と研究所がある。
こくりつてんかしせつ【国立点火施設】
米国カリフォルニア州、ローレンス・リバモア国立研究所にある世界最大級のレーザー核融合炉の実験施設。192本のレーザーを集中させて核融合反応を起こす。2009年に設立。2022年、世界で初めて核融合反応で発生したエネルギーがレーザー照射で投入したエネルギーを上回った。NIF (ニフ) (National Ignition Facility)。
こくりつながさきげんばくしぼつしゃついとうへいわきねんかん【国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館】
長崎に投下された原子爆弾による死者を追悼する国立の施設。長崎原爆資料館に隣接する。平成15年(2003)開館。→国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
こくりつひろしまげんばくしぼつしゃついとうへいわきねんかん【国立広島原爆死没者追悼平和祈念館】
広島市の平和記念公園内にある、原子爆弾による死者を追悼する国立の施設。平成14年(2002)開館。→国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館
こくりつびょういんきこうとうきょういりょうセンター【国立病院機構東京医療センター】
東京都目黒区にある、国立病院機構が運営する医療機関。前身は国立東京第二病院。感覚器疾患の高度専門医療施設、癌 (がん) の機関医療施設などに指定されている。
こくりつしゃかいほしょうじんこうもんだいけんきゅうじょ【国立社会保障人口問題研究所】
人口・世帯数の将来推計や社会保障費に関する統計の作成・調査研究などを行う、厚生労働省の政策研究機関。昭和14年(1939)に厚生省人口問題研究所として設立。平成8年(1996)に特殊法人社会保障研究所と統合。→将来推計人口
こくりつかすみがおかりくじょうきょうぎじょう【国立霞ヶ丘陸上競技場】
昭和33年(1958)建設の国立競技場の正式名称。令和元年(2019)に建て替えられた。→国立競技場[補説]
こくりつけんきゅうかいはつほうじん【国立研究開発法人】
業務の特性による独立行政法人の分類の一。科学技術に関する試験・研究・開発にかかわる業務を5〜7年の中期的な目標・計画に基づいて行う。→中期目標管理法人 →行政執行法人 [補説]日本医療研究開発機構・情報通信研究機構・理化学研究所・国立がん研究センター・産業技術総合研究所・国立環境研究所などがこれにあたる。
こくりついりょうびょういんかんりけんきゅうじょ【国立医療病院管理研究所】
病院の経営管理や医療のシステム化に関する調査研究を行った、厚生労働省の試験研究機関。日本の病院管理・経営の近代化を図るため、病院管理研修所として、昭和24年(1949)設立。昭和36年(1961)病院管理研究所に改称。平成2年(1990)、研究対象に医療の普及向上や医療機関の整備改善に関する調査研究が加えられ、国立医療・病院管理研究所に改組。平成14年(2002)国立保健医療科学院に統合。