塩漬(け)(しおづけ)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・冬籠りには、こいつの塩漬けが一ばんいい。」とにたにた笑いながら短刀を引き抜き、王子の白い喉にねらいをつけた瞬間、「あっ!」と婆さんは叫びました。婆さんは娘のラプンツェルに、耳を噛まれてしまったからです。ラプンツェルは婆さんの背中に飛びつ・・・
太宰治
「ろまん燈籠」
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・・・その剥げた薄い膳には干した川魚を煮た椀と幾片かの酸えた塩漬けの胡瓜を載せていた。二人はかわるがわる黙って茶椀を替えた。膳が下げられて疲れ切ったようにねそべりながら斉田が低く云った。(うん。あの女の人は孫娘らしい。亭主はきっと礦山ひる・・・
宮沢賢治
「泉ある家」
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