へんけいきん【変形菌】
枯れ木・枯れ葉などの表面にアメーバ状の栄養体(変形体)を広げ、アメーバ運動をして栄養分をとり、これから球形・円柱形などの胞子嚢 (ほうしのう) を出す生物の一群。ムラサキホコリカビ・ツノホコリカビなど。分類学上、20世紀半ば頃まで変形菌門とされていたが、現在は植物・動物・菌類のいずれでもないアメーバ動物の一門と考えられている。変形菌類。粘菌。粘菌類。真正粘菌。
へんけいたい【変形体】
変形菌の栄養体。粘液アメーバが多数接合して、細胞壁のない原形質の塊となったもの。アメーバ運動を行い、形を変えながら移動する。
へんけいぶんぽう【変形文法】
⇒生成 (せいせい) 文法
へんけいよう【変形葉】
特殊な作用を営むように形態の変化した葉。貯蔵葉・葉針・捕虫葉・胞子葉・巻きひげなど。変態葉。
へんけいせいこかんせつしょう【変形性股関節症】
股関節の軟骨が摩耗・変形し、痛み・運動障害をきたす疾患。日本では、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全、外傷などが原因となって、40〜50歳の女性に発症することが多い。運動療法・薬物療法のほかに、自分の骨を移植する骨切り術や、人工股関節手術などの治療法がある。
へんけいけん【変形権】
著作権の一。写真を絵画にする、絵画を彫刻にするなど、著作物の表現形式を変更する権利。
へんけいせいしつかんせつしょう【変形性膝関節症】
膝関節の軟骨が摩耗・変形し、痛み・運動障害をきたす疾患。進行すると膝に滑液がたまったり、膝の屈曲や歩行が困難になることがある。中高年の女性に発症することが多い。運動療法・薬物療法のほかに、内視鏡を用いて痛みの原因となる軟骨を除去する関節鏡手術や、人工関節手術などの治療法がある。へんけいせいひざかんせつしょう。
へんけいせいかんせつしょう【変形性関節症】
関節の軟骨がすり減って痛みや機能障害を起こす病気。加齢・肥満・外傷などが原因となる。→変形性股関節症 →変形性膝関節症
へんけいせいせきついしょう【変形性脊椎症】
加齢に伴って椎間板や椎間関節が変形し、骨棘 (こつきょく) ができる病態。
へんけいせいひざかんせつしょう【変形性膝関節症】
「へんけいせいしつかんせつしょう(変形性膝関節症)」に同じ。