おおすみしょとう【大隅諸島】
鹿児島県南部、大隅半島の南方にある諸島。種子島・屋久島・口永良部島 (くちのえらぶじま) ・馬毛島 (まげしま) からなる。
おおすみはんとう【大隅半島】
鹿児島県南東部の半島。西の薩摩 (さつま) 半島とともに鹿児島湾をつくる。中北部にはシラス台地が発達し、南部にはソテツ・ビロウなどの亜熱帯性植物が自生。
おおすみかいきょう【大隅海峡】
鹿児島県、大隅半島南端の佐多岬と大隅諸島の種子島・馬毛 (まげ) 島などの間の海峡。幅40キロメートル、水深100〜250メートルで、黒潮の影響により魚類が豊富。特にトビウオが多い。東シナ海と太平洋を結ぶ重要な航路となっている。
おおすみのくに【大隅国】
⇒大隅
おおすみせき【大隅石】
珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢がある青色または黒色の板状の結晶。六方晶系。流紋岩やデーサイトの空隙などに産する。鹿児島県で発見され、昭和28年(1953)に都城 (みやしろ) 秋穂が新鉱物として報告した。名称は大隅半島にちなむ。オースミライト。