たいいんげつ【太陰月】
⇒朔望月 (さくぼうげつ)
たいいんたいようれき【太陰太陽暦】
太陰暦を、太陽の動き、すなわち季節にも合わせて作った暦。太陰暦の12か月は1太陽年より約11日少ないので、19年に7回の閏月 (うるうづき) を置くなどして調節する。中国などの古代暦や日本の旧暦はこれに属する。陰暦。
たいいんちょう【太陰潮】
潮の満ち干のうち、月の引力によって生じる部分。太陽潮より大きい。
たいいんねん【太陰年】
太陰暦に基づく1年。太陰月を12回繰り返す時間。354日で、太陽年より約11日短い。
たいいんひょう【太陰表】
天文表の一。月の黄経・黄緯・視差などの算出表を収めたもの。天体観測や航海などで用いる。
たいいんれき【太陰暦】
月の満ち欠けを基準にして作った暦。1朔望月 (さくぼうげつ) は29.5306日なので29日と30日の月を組み合わせて1年を12か月とし、30年に11回の割合で30日の月を二度続ける。季節とは合わない。現行のものはイスラム暦のみ。広くは太陰太陽暦を含めていう。陰暦。→太陽暦