じょおうあり【女王蟻】
アリ集団における真正の雌。結婚飛行後、地上で翅 (はね) を落とし、隠れ場を見つけて小室を作り、産卵し、新たなアリ集団をつくる。《季 夏》
じょおうばち【女王蜂】
ミツバチ・スズメバチなど社会生活を営むハチの群れの一成員で、産卵能力をもつ雌バチ。一般に体が大きく、ふつう一巣に1匹しかいない。《季 夏》
じょおうきゅう【女王宮】
《The Rova》マダガスカルの首都アンタナナリボにある宮殿。市街南東部のアナラマンガの丘の上に位置する。19世紀半ば、メリナ朝の女王ラナバルナ1世により、四隅に塔を配したヨーロッパ風の建築様式で建造された。1995年に火災に遭い、ユネスコの援助の下、修復された。
じょおうぶっしつ【女王物質】
女王バチが分泌するフェロモンの一種。他の雌の性成熟を抑制し、働きバチに育児や蜜の採集などをさせるはたらきをもつ。ハチ・アリなどの社会性昆虫に見られる。