きょだいちきゅうがたわくせい【巨大地球型惑星】
系外惑星のうち、地球のように主に岩石や金属などの固体成分からなり、地球の数倍から10倍程度の質量を持つ惑星の総称。木星のような巨大惑星よりは小さいため発見が困難だったが、観測技術の向上により2005年以降、発見が続いている。スーパーアース。超地球。超地球型惑星。→地球型惑星
きょだいひょうわくせい【巨大氷惑星】
⇒天王星型惑星
きょだいじ【巨大児】
出生時の体重が4000グラム以上の新生児。母親が糖尿病などで妊娠中に高血糖の状態が続くと胎児が巨大児となる場合がある。
きょだいじゅうりょくげん【巨大重力源】
⇒グレートアトラクター
きょだいそすう【巨大素数】
桁数の大きな素数。おおむね1万桁以上の素数を指す。巨大な素数の積で表される数は、高性能のコンピューターでも素因数分解が困難なため、RSA暗号など、インターネット上の暗号技術に用いられる。
きょだいかくさいぼうしつディーエヌエーウイルス【巨大核細胞質DNAウイルス】
DANの複製・転写・修復などに関与する遺伝子を有する、大型のDNAウイルスの系統群。巨大核質DNAウイルス。核細胞質性大型DNAウイルス。NCLDV (nucleocytoplasmic large DNA virus)。
きょだいかくしつディーエヌエーウイルス【巨大核質DNAウイルス】
⇒巨大核細胞質DNAウイルス
きょだいすう【巨大数】
現実ばなれした大きな数。天文学的数字。特に現代数学の分野で扱われる。10の冪 (べき) 乗で表すことが実用的ではないため、特殊な表記法が考案された数なども含む。
きょだいマゼランぼうえんきょう【巨大マゼラン望遠鏡】
《Giant Magellan Telescope》米国・オーストラリア・韓国・ブラジルなどの国際協力によって建設を進めている超大型光学赤外線望遠鏡。直径8.4メートルの円形の鏡を計7枚組み合わせた複合鏡で、合成有効口径は24.5メートルに相当する。補償光学によってハッブル宇宙望遠鏡の約10倍の分解能が得られるという。ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡との連携観測を行う。チリ、ラスカンパナス天文台(標高2516メートル)に設置。2024年の稼働開始を目指している。GMT。