延徳(えんとく)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・ 応仁、文明、長享、延徳を歴て、今は明応の二年十二月の初である。此頃は上は大将軍や管領から、下は庶民に至るまで、哀れな鳥や獣となったものが何程有ったことだったろう。 此処は当時明や朝鮮や南海との公然または秘密の交通貿易の要衝で大富有・・・
幸田露伴
「雪たたき」
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・・・彼が伊豆堀越御所を攻略して、伝統に対する実力の勝利を示したのは、延徳三年すなわち加賀の一向一揆の三年後であった。やがて明応四年には小田原城を、永正十五年には相模一国を征服した。ちょうどインド航路が打開され、アメリカが発見されて、ポルトガル人・・・
和辻哲郎
「埋もれた日本」
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