あたりはずれ【当(た)り外れ】
予想や予報などが当たることと外れること。また、物事が成功したり、失敗したりすること。「—の少ない商売」
あたりばち【当(た)り鉢】
「擂 (す) り鉢」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたりび【当たり日】
何かが起こるその日。その事に出くわす日。「わらはやみをして、—(=発熱ノ日)に侍りつれば」〈大鏡・序〉
あたりぼう【当(た)り棒】
「擂 (す) り粉木 (こぎ) 」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたりまえ【当(た)り前】
[名・形動]《「当然 (とうぜん) 」の当て字「当前」を訓読みにして生まれた語》 1 そうあるべきこと。そうすべきこと。また、そのさま。「怒って—だ」 2 普通のこと。ありふれていること。また、そのさま。並み。ありきたり。「ごく—の人間」「—の出来」
あたりみ【当(た)り身】
「擂 (す) り身」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたりめ【当(た)りめ】
「鯣 (するめ) 」の忌み詞。「する」を嫌っていう。
あたりもの【当(た)り物】
1 思いどおりになったもの。成功した催しなどをいう。 2 (「中り物」とも書く)食べて中毒を起こしたもの。
あたりや【当(た)り屋】
1 運がよくて人気を得た人や、大もうけをした店。 2 野球で、よくヒットの出るバッター。 3 故意に走行中の自動車などにぶつかって、治療費や補償金をゆすり取る者。 4 理髪店をいう忌み詞。ひげを「す(剃)る」を嫌ったもの。
あたりやく【当(た)り役】
ある俳優が特に評判を取った役。