じょうほうなんみん【情報難民】
マスメディアに対して批判的で、インターネット上の情報は無批判に受け入れてしまう、情報リテラシーの低い人。マスメディアの言説を拒絶することで自分に批評力があると思い込み、インターネット上に流れる情報、特にマスメディアの言説に対して否定的な情報については、その信憑性を吟味することなく受け入れてしまう。神戸女学院大学名誉教授内田樹の造語。→情報貴族
じょうほうのひたいしょうせい【情報の非対称性】
市場で取引される商品やサービスに関して、ある経済主体が他の経済主体よりも情報を多く持っている状態。たとえば、商品を販売する企業は消費者よりも詳細な情報を持ち、有利な立場にあること。情報の非対称性が大きくなると、消費者は製品の購入を控えるようになり、市場の取引が円滑に行われなくなることがある。→レモンの原理
じょうほうれんらくしつ【情報連絡室】
大規模災害・事故、テロ、感染症などの緊急事態が発生した際に、官邸危機管理センターに設置される組織。内閣危機管理監が設置する。関係省庁からの情報を集約し、内閣総理大臣等へ集中的に報告を行う。室長は内閣参事官。多数の省庁間で連絡調整を行う必要がある場合は官邸連絡室に改組される。→官邸対策室
じょうほうセキュリティスペシャリストしけん【情報セキュリティスペシャリスト試験】
独立行政法人情報処理推進機構が実施していた国家試験の一。平成28年(2016)に廃止され、後継の情報処理安全確保支援士試験に移行した。
じょうほうでんたつたんぱくしつ【情報伝達蛋白質】
細胞内・細胞間において情報伝達の役割を担っているたんぱく質の総称。種々のホルモンやサイトカインなどがある。微量で特定の器官に作用したり、細胞間で免疫・炎症反応を制御したりする。
じょうほうききリユースリサイクルきょうかい【情報機器リユースリサイクル協会】
パソコンや携帯電話などの情報機器の再利用・再資源化の促進を図る一般財団法人。平成18年(2006)に中古情報機器協会として設立。平成24年(2012)現名称に変更。RITEA(Refurbished(Reuse) & Recycle Information Technology Equipment Association)。
じょうほうぎじゅつ【情報技術】
⇒アイ‐ティー(IT)
じょうほうセキュリティーきんきゅうしえんチーム【情報セキュリティー緊急支援チーム】
政府機関等へのサイバー攻撃に対して府省庁の枠を越えた機動的な支援を行うために内閣官房情報セキュリティーセンター(NISC)に設置された組織。平成24年(2012)発足。各府省庁から派出された職員によって構成され、同センター長が統括する。CYMAT(Cyber Incident Mobile Assistant Team)。
じょうほうライフサイクルかんり【情報ライフサイクル管理】
⇒アイ‐エル‐エム(ILM)
じょうほうアクセシビリティー【情報アクセシビリティー】
《information accessibility》パソコンやスマートホンなどによる情報の受けとりやすさ。また、ハードウエア・ソフトウエアの仕様やサービスの提供方法を工夫するなどして、高齢者や障害者を含む多くの人々が不自由なく情報を得られるようにすること。インターネットのウェブページについては、特にウェブアクセシビリティーという。→アクセシビリティー