ほうしゃせいはいえん【放射性肺炎】
肺癌 (はいがん) などの治療に放射線を照射したことが原因で起こる肺の炎症。呼吸困難などの症状がみられる。放射線性肺炎。
ほうしゃせいはいきぶつ【放射性廃棄物】
原子力施設や使用済み核燃料の再処理工場などで発生する、放射性物質を含む廃棄物。核分裂生成物のほか、放射能に汚染された衣類・器具・水や、閉鎖施設そのものも含まれる。核廃棄物。→高レベル放射性廃棄物 →低レベル放射性廃棄物
ほうしゃせいぶっしつ【放射性物質】
放射線を出す物質。放射能をもつ原子核(放射性核種)を含む物質をさす。 [補説]原子炉の核燃料や医療分野の放射線療法などに利用される。また、核爆発や原子力発電所の事故などで放出された場合、外部被曝や内部被曝により人体に悪影響を与えるおそれがある。
ほうしゃせいほうかい【放射性崩壊】
放射性元素の原子核が、自然に粒子や電磁波を放出して、他の原子核に変わる現象。α崩壊、β崩壊、γ崩壊が知られる。放射性壊変。放射壊変。原子核崩壊。
ほうしゃせいほうかいけいれつ【放射性崩壊系列】
⇒崩壊系列
ほうしゃせん【放射線】
1 ある一点を中心に放射状にひろがっている線。 2 放射性物質から放出されるα (アルファ) 線・β (ベータ) 線・γ (ガンマ) 線の総称。広くは、X線・中性子線・宇宙線なども含めて、すべての電磁波および粒子線をいう。輻射線。
ほうしゃせんか【放射線科】
X線などの放射線を用いて診断・治療を行う医療の一分野。
ほうしゃせんかい【放射線科医】
放射線科を専門とする医師。
ほうしゃせんかがく【放射線化学】
放射線を物質に照射したとき起こる化学変化やその利用法を研究する化学の一分野。
ほうしゃせんぎし【放射線技師】
《「診療放射線技師」の略称》病院などでX線撮影・MRI検査・CT検査・放射線治療などを担当する技師。国家資格。