暮(ら)し向き(くらしむき)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・家の構えで、その家がどんな暮し向きであるかを知った。顔や、帯の締め工合で、そいつが何であるかを見て取った。 だが、あの不敵な少年は、全で解らなかった。(あいつは、二つのメリケン袋の中に足を突っ込んでいた。輪になった帯の間から根性に似・・・
葉山嘉樹
「乳色の靄」
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・・・ 具体的に今日の村の暮しの有様、都会の暮し向きの有様を書いたものは、きっと大きい慰めとなり、人間的な情緒をうるおすことでしょう。特に戦時ニュースで充満した新聞ではよめず、雑誌でも書かない、そういう日々の村や町の商売、家族の生活と感情が、・・・
宮本百合子
「身ぶりならぬ慰めを」
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