暴戻(ぼうれい)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・その中の一羽がむやみに暴戻で他の一羽を虐待する。そのたびに今もいる鴨羽の雌は人間で言わば仲を取りなし顔とでもいったような様子でそば近く寄って行って、いつもとは少しちがった特殊な低い鳴き声を発していたそうであったが、そのうちにある日突然その暴・・・
寺田寅彦
「あひると猿」
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・・・店の紅殻色の壁に天狗の面が暴戻な赤鼻を街上に突き出したところは、たしかに気の弱い文学少年を圧迫するものであった。松平氏は資本家で搾取者であったろうが、彼の闘志と赤色趣味とは今のプロレタリア運動にたずさわる人々と共通なものをもっていた。しかし・・・
寺田寅彦
「銀座アルプス」
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