書(き)手(かきて)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・すべてを総合して、書き手のくろうとであることが、誰の目にもなにより先にまず映る手紙であった。どうせ無関係な第三者がひとの艶書のぬすみ読みをするときにこっけいの興味が加わらないはずはないわけであるが、書き手が節操上の徳義を負担しないで済むくろ・・・
夏目漱石
「手紙」
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・・・ルポルタージュがさかんにすすめられているにもかかわらず、案外にこのジャンルが新しい書き手をおくり出さない理由は、こういう風にルポルタージュは案外むずかしいということによります。ルポルタージュが書ければもう短篇が書けるのです。文学サークルの雑・・・
宮本百合子
「平和運動と文学者」
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