こうぞうげんごがく【構造言語学】
言語を記号の体系としてとらえ、その構造を明らかにしようとする言語学。
こうぞうこく【構造谷】
断層や褶曲 (しゅうきょく) によって生じた谷。
こうぞうしき【構造式】
分子内での原子の結合状態を図示した化学式。水のH-O-H、酸素のO=Oなど。
こうぞうじしん【構造地震】
急激な断層運動によって生じる地震。多くの地震はこれに属する。断層地震。
こうぞうしゅぎ【構造主義】
《(フランス)structuralisme》人間の社会的、文化的諸事象を可能ならしめている基底的な構造を研究しようとする立場。ソシュール以降の言語学理論を背景に、レビ=ストロースの人類学でこの方法が用いられて以来、哲学や精神分析など、主として人文・社会科学の領域で展開されている。
こうぞうすい【構造水】
結晶中に、水としてではなく、水酸化物イオンなどとして含まれているが、加熱すると水として失われるもの。
こうぞうせん【構造線】
地質構造上、2地区に区分できるような大規模な断層。中央構造線など。
こうぞうちしつがく【構造地質学】
地層や岩体の配列状態や相互関係、変形や地殻の運動、その原動力などを調べる地質学の一分野。
こうぞうてきしつぎょう【構造的失業】
経済構造やその変化に起因する慢性的な失業。摩擦的失業と合わせてミスマッチ失業という。
こうぞうふきょう【構造不況】
不況の原因が景気循環によるものではなく、産業構造・需要構造・経済環境などの構造変動にあるとされる不況。