没常識(ぼつじょうしき)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・――深更に無理を言ってお酌をしてもらうのさえ、間違っている処へ、こんな馬鹿な、無法な、没常識な、お願いと言っちゃあないけれど、頼むから、後生だから、お澄さん、姐さんの力で、私が居る……この朝だけ、その鷭撃を留めさしてはもらえないだろうか。…・・・
泉鏡花
「鷭狩」
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・・・これは一見没常識のように見えるかもしれぬが、そこに津田君の出発点の特徴が最も明白に現われているのである。そういう遣り方が写真として不都合であっても絵画としてはそれほど不都合な事ではないという事が初めから明らかに理解されている証拠である。また・・・
寺田寅彦
「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
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