出典:gooニュース
バルーンをあげて津波避難ビルの場所を知らせる取り組み 津波警報から自動でバルーンが上がるように改良し実用化へ 東北大学の実験 静岡市清水区
学生らは津波避難ビルの周知が不十分と感じたことから住民や観光客に避難場所をいち早く示せるよう取り組んでいます。 東北大学 成田峻之輔: 「人的な被害を少しでも軽減できるようにしたいと考えております」 学生らは今後津波警報を受信してバルーンが自動で上がるよう改良し、2年から3年後の実用化を目指したいとしています。
「アナログな手法に可能性」津波避難ビルの場所を『バルーン』で伝えるプロジェクト 災害の犠牲者を減らすために...東北大学の学生たちが取り組む
東日本大震災の経験を踏まえた活動で、津波避難ビルの場所を離れた場所からでも認識してもらうことが重要だと考えたのがきっかけです。上空約30メートルに揚がった「バルーン標識」。土地勘の無い観光客や子ども、外国人などでも視覚的に分かりやすいのがポイントです。大学がある宮城県以外での実験は初めてで、新たな課題が見えてきました。
清水庁舎「津波避難ビル」の指定を解除 地域住民は別の避難ビルを確認するための避難訓練を実施 静岡市清水区
耐震性の問題から静岡市役所清水庁舎は3月「津波避難ビル」の指定を解除されました。これを受けて地域住民が別の避難場所を確認する避難訓練を行いました。 板垣亮記者: 「こちらが指定が解除された清水庁舎です。耐震性が確認されなかったということで、住民は別の場所への避難を余儀なくされます」 清水庁舎は津波から命を守る「津波避難ビル」に指定されていました。
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