流山(ながれやま)
の例文・使い方・用例・文例(2)
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・・・磐城の相馬のは流山ぶしの歌にひびき渡りて、その地に至りしことなき人もよく知ったることなるが、しかも彼処といい此処といい、そのまつる所のものの共に妙見尊なるいとおかしく、相馬も将門にゆかりあり、秩父も将門にゆかりある地なるなど、いよいよ奇し。・・・
幸田露伴
「知々夫紀行」
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・・・三歳の太郎が村からたっぷり一里もはなれている湯流山の、林檎畑のまんまんなかでこともなげに寝込んでいたからであった。湯流山は氷のかけらが溶けかけているような形で、峯には三つのなだらかな起伏があり西端は流れたようにゆるやかな傾斜をなしていた。百・・・
太宰治
「ロマネスク」
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