漂流（ひょうりゅう）の意味・使い方

ブックマークへ登録

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ひょう‐りゅう〔ヘウリウ〕【漂流】
の解説

［名］(スル)

１風や潮のままに海上をただよい流れること。「ボートで―する」

２あてもなくさすらい歩くこと。放浪。「―生活」

漂流の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ひょうりゅうひさいしゃ【漂流被災者】

大震災などで住居を失い、被災地から離れた地域へ避難することで地域社会との関係が断たれてしまった人のこと。

漂流の前後の言葉

漂流の例文(8)

出典：青空文庫

･･･口野の入海へ漾った、漂流物がありましてな、一頃はえらい騒ぎでござ･･･泉鏡花「半島一奇抄」
･･･れの兄はこの不幸なる漂流者を心を尽くして介抱した。その子供らはこ･･･国木田独歩「河霧」
･･･し、やっと筏に駕して漂流二十三日、同乗者三十余人ことごとく餓死し･･･寺田寅彦「颱風雑俎」

もっと調べる

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。