せいぶつけん【生物圏】
地球上で生物の生活する空間。大気圏・水圏・岩石圏にわたる。バイオスフィア。
せいぶつけんてい【生物検定】
生物が特定の物質に関して示す特異性を利用して、微量物質を検定すること。ホルモン・ビタミンなどの検定に利用。生物学的定量。バイオアッセイ。
せいぶつこうがく【生物工学】
1 ⇒バイオテクノロジー 2 ⇒バイオニクス
せいぶつざい【生物剤】
生物テロで兵器として使用される病原性微生物や毒素。接触・摂取・吸引などにより生体内に入り、増殖あるいは作用し、発病・死亡させる。 [補説]厚生労働省は、生物テロに使用されるおそれのある病原体等の管理強化を促すため、エボラウイルス、クリミアコンゴ出血熱ウイルス、痘瘡 (とうそう) (天然痘)ウイルス、南米出血熱ウイルス、マールブルグウイルス、ラッサウイルス(以上、所持等を禁止)、SARSコロナウイルス、炭疽菌、野兎 (やと) 病菌、ペスト菌、ボツリヌス菌、ボツリヌス毒素(以上、所持等に許可が必要)など52種類の病原体・毒素について取り扱い上の義務・罰則を定めている。
せいぶつしげん【生物資源】
⇒バイオマス2
せいぶつしひょう【生物指標】
環境の汚染の度合いを、そこに生息している生物の種類を指標として判定すること。
せいぶつしゃかい【生物社会】
一定の機能と秩序をもつ生物集団。
せいぶつそう【生物相】
一定の場所における生物の全種類。動物相・植物相を合わせていう。
せいぶつそくていがく【生物測定学】
生物の種々の現象を測定し、変異の状態を統計的に処理する学問。遺伝研究で利用。
せいぶつたようせい【生物多様性】
いろいろな生物が存在しているようす。生態系の多様性、種 (しゅ) における多様性、遺伝子の多様性など、各々の段階でさまざまな生命が豊かに存在すること。バイオダイバーシティー。