出典:gooニュース
iPS治療、矯正視力0.5に=「水疱性角膜症」患者へ移植―慶大など
目の角膜が混濁して視力が低下する「水疱(すいほう)性角膜症」の患者に人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った細胞を移植する臨床研究で、患者の矯正視力が0.5に回復したと、慶応大や藤田医科大(愛知県豊明市)などの研究グループが15日までに発表した。移植後の合併症や副作用は確認されなかったという。 水疱性角膜症は、外傷や手術などで「角膜内皮細胞」が減少し、角膜が濁る病気。
iPS移植で矯正視力0.5に 水疱性角膜症患者に藤田医大など
目の角膜がむくんで視力が下がる「水疱性角膜症」の患者の目に、人工多能性幹細胞(iPS細胞)で作った角膜の細胞を移植する1例目の臨床研究で、移植から1年後に矯正視力が0.02から0.5に回復したと、藤田医大や慶応大などの研究チームが14日までに米科学誌に発表した。安全性に問題はなく、角膜のむくみや濁りも改善されたとしている。
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