しつがいけん【膝蓋腱】
大腿 (だいたい) 四頭筋の末端部で膝蓋骨につき、さらに伸びて脛骨 (けいこつ) 上端部につく腱。膝蓋靭帯 (じんたい) 。
しつがいけんはんしゃ【膝蓋腱反射】
下肢を曲げ、膝蓋骨の下のところを軽くたたくと、筋肉が収縮し、下肢が上がる反射。脚気 (かっけ) などの診断などに用いる。
しつがいこつ【膝蓋骨】
膝関節の前面にある、平たい皿状の骨。ひざの皿。
しつがいこつせん【膝蓋骨尖】
膝蓋骨の下端のとがった部分。→膝蓋骨底
しつがいこつてい【膝蓋骨底】
膝蓋骨の上端の広い部分。大腿四頭筋 (だいたいしとうきん) の大腿直筋と中間広筋の腱が付着している。→膝蓋骨尖 (しつがいこつせん) [補説]膝蓋骨は、先端を下に向けた扁平 (へんぺい) なクリの実のような形をしており、その上端部は逆三角形の底辺にあたるため、上方にあっても膝蓋骨底と呼ばれる。→子宮底[補説]
しつがいじんたい【膝蓋靭帯】
⇒膝蓋腱 (けん)