衣笠山(きぬがさやま)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・雨は煙のようで、遠くもない八幡の森や衣笠山もぼんやりにじんだ墨絵の中に、薄く萌黄をぼかした稲田には、草取る人の簑笠が黄色い点を打っている。ゆるい調子の、眠そうな草取り歌が聞こえる。歌の言葉は聞き取れぬが、単調な悲しげな節で消え入るように長く・・・
寺田寅彦
「竜舌蘭」
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